2018年10月、ロシアのプーチン大統領はインドを訪問し、ロシア製最新鋭地対空ミサイル「S-400」5基を50億ドル(約5,600億円)でインドに売却する契約を締結した。
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ロシア製「S-400」地対空ミサイル 仕様
名称 | S-400(Triumf トリウームウ 大勝利) |
射程 | 250km~400km(対航空機) 60km(対弾道ミサイル) |
最大高度 | 27km |
レーダー範囲 | 600km |
S-400は、400km先の6つの目標を同時に攻撃できる。また、ステルス戦闘機や弾道ミサイルも撃墜できるという。
但し、短距離用「48N6」の射程は250kmで、長距離用「40N6」の射程は400kmとされる。
インドが購入するのは長距離用「40N6」と思われる。
「S-400」1基は、「8機の発射機」「32発のミサイル」「移動式司令ユニット」で構成される。
今回インドは5基購入するので、合計160発のミサイルを購入することになる。
コメント
中国もロシア製「S-400」地対空ミサイルを購入する契約を締結しており、今後、航空機が中国、インドに接近しにくくなる。
また、アメリカによるロシアの経済制裁の抜け穴になる可能性もあり、アメリカの立場が微妙になる。