韓国空軍は2017年9月12日、朝鮮半島西の黄海上空で、北朝鮮の核施設への爆撃訓練として、F-15K戦闘機から空対地巡航ミサイル「タウルス」を発射した。
タウルスは400km飛行しGPSで誘導され目標に命中した。
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タウルス(Taurus)の概要
- ドイツ製 「TAURUS 350K」の韓国版「TAURUS KEPD 350K」
- 射程は500km
- GPS誘導、映像基板航法、地形参照航法で目標物の半径3m以内に命中する
- 全長5.1m(翼幅2m)
- 重量1,400kg
- 弾頭重量480kg
- ターボファンエンジン
- 高度40mでマッハ0.95
- ステルス性を持つ
- 遅延信管を装備しており、地中の施設も破壊できる
- 目標の手前で高度3,000mまで急上昇し、垂直に目標物に落下する
- 3mの鉄筋コンクリートを貫通する威力を持つ
- 別の情報では6m~8mのコンクリートを貫通するという
韓国軍は2016年11月から配備を始め、2017年9月現在で数十発を配備している。最終的に177発と追加配備90発の合計267発を調達する予定。
タウルスの中距離版350K-2は、KF-16、FA-50から発射可能という。