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沖縄観光の問題点 沖縄北部に大型港湾を政府検討

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政府、沖縄北部に大型港湾を検討

沖縄県北部のUSJテーマパーク建設予定地近辺の本部港を拡張し、現在の約220メートルの岸壁を約340メートルに延伸する。

これにより、現行、2万トン級から、7万トン級客船に対応できる。

 

現状の沖縄観光ルートと沖縄経済の問題点

観光客は那覇空港から沖縄に入る。そして、2泊3日くらいで首里城を見学し、北部の美ら海水族館までバスやレンタカー移動して、また逆のコースで那覇空港まで戻ってくる。

沖縄本島の長さは最長部で約100km。那覇空港から美ら海水族館まで2時間30分、距離にして90~100km程度ある。(高速道区間は60kmの距離)この片道2時間30分、往復5時間が観光するのに時間の無駄になっている。

 

北部の伊江島に本格的民間空港があれば便利

もし、北部の伊江島に民間空港があれば、那覇空港から入って、途中観光しながら美ら海水族館まで行ってそのまま伊江島空港から飛行機で本州に帰ることができる。

那覇~美ら海水族館まで往復が片道でいいとなると交通量は半減し、渋滞緩和になる。

 

那覇の人口集中を分散できる

沖縄県の人口は那覇とその周辺の浦添、宜野湾集中している。北部の伊計島に民間空港を作れば、南部の人口集中を緩和でき、北部の名護市周辺の経済の活性化につながる。

実際、那覇市近辺は市街地になりすぎて、高層ビルや高層マンションが建設され、リゾート感にかける。沖縄らしいところに移住するとなると名護あたりになるが、やはり、那覇空港から2時間程度かかり不便だ。

 

伊江島には米軍補助飛行場と民間飛行場がある

伊江島米軍補助飛行場は滑走路長さ約2,000mで民間用飛行場「伊江島空港」の滑走路は全長1,500m×幅45mである。

民間用「伊江島空港」を滑走路2,700mまで拡張して米軍と共用施設とし、伊江島から本島まで橋を架ければいい。予算的には1,000億円~2,000億円で建設できる。

 

台風対策としても有効

沖縄は台風が多く、那覇空港が使えないときがある。その際、那覇空港から70km離れた伊江島空港なら台風の影響もすくなく飛行機が発着できる可能性がある。

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