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トルコ軍、ロシア機を撃墜

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国際紛争

トルコ軍は2015年11月24日にトルコ軍F-16がロシアの戦闘爆撃機SU-24を撃墜したと発表した。

 

ロシア軍SU-24とは?

SU-24は全長24.6m、全幅17.6m、2座の可変翼機で、低速でも安定して飛行でき、地上爆撃機としての運用も可能。1967年生産開始。最大速度は1,700km/h。

 

トルコ軍F-16とは?

アメリカ開発生産の第四世代ジェット戦闘機で1974年初飛行。全長15m、全幅10m、1座、最大速度2,400km/h。

 

撃墜地点は?

トルコとシリアの国境近辺。トルコ軍は、ロシア機の航跡を公表している。墜落地点はシリア北西部ラタキア県クズルダー付近と言われる。

 

ロシア軍の空爆も目的は?

表面上ISの拠点を空爆すると公表しているが、実際は、ISの拠点ではなく、シリア北西部のトルコ系住民の多く住む地域を空爆。シリアのアサド政権支援のため、反アサド派であれば、ISでなくても空爆している。

 

トルコの目的は?

シリア北西部のトルコ系住民の多い地域(ラタキア県、人口約100万人)をロシア軍が空爆することを阻止すること。また、同時にトルコから独立の動きを見せるクルド人武装勢力の力を削ぐことにある。

 

トルコとロシアの関係

オスマントルコの時代からトルコとロシアは敵対関係にあり国民感情も悪い。

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