イギリスがEU(欧州連合)離脱に際して支払う分担金について合意に達した可能性がある。
イギリス(英国)がEUに支払う額は500億ユーロ(約6兆6000億円)と予想される。
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イギリスとEUの交渉担当者は11月に、ベルギーのブリュッセルで協議を行っていたとされる。
なお、イギリスのデービット・デービスEU離脱担当相とEUはミシェル・バルニエ首席交渉官が責任者となっている。
イギリスは今後数十年かけて、500億ユーロ(約6兆6000億円)を支払うことになるが、年間の支払い額は、数千億円に止まり、イギリス国内では大きな反発はないと思われる。
この分担金は、EU職員の年金負担や計画中のプロジェクトの費用に充てられる。
2017年12月4日に、イギリスのメイ首相は、ユンケル欧州委員長と会談する予定で、そこで最終決着すると見られる。
今後は、イギリスとEUは離脱後の自由貿易協定(FTA)などの通商交渉を進めると見られる。
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イギリスとEUで離脱分担金(清算金)問題が解決すれば、自由貿易協定(FTA)締結の可能性が高まり、イギリスが引き続きEUの単一市場にアクセスすることができるかもしれない。