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北朝鮮・金正恩党委員長の逃げ切りか?

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北朝鮮の金正恩党委員長とアメリカのトランブ大統領のチキンレースは一時的に、北朝鮮の勝利になりそうだ。

中国習近平主席、ロシアプーチン大統領、北朝鮮金正恩党委員長は、今までの政治経験の中で。人の命のやり取りをしてきた。

それに対してアメリカのトランプ大統領は、破天荒のように見えるがビジネスマンであり、法律というルールの範囲内でしか仕事をしていない。

ビジネスマンであるトランプ大統領には、数十万人、数百万人の犠牲者がでる可能性のある全面戦争には踏み切れない。

また、アメリカの世論もハリケーン被害の方に関心があり、北朝鮮問題にはそれほど関心がない。

アメリカ本土から1万km離れた北朝鮮が3,000kmのミサイルを発射してもアメリカ国民は危機感を感じない。

今回の北朝鮮危機について、トランプ大統領は、自ら動くのではなく、中国に北朝鮮の抑制を期待した。

それが失敗した現在、今後は韓国と日本に北朝鮮を抑止する役割を期待するだろう。

アメリカにとって、一番いいのは、韓国軍が北朝鮮の核・ミサイル施設を破壊することだ。

そのためアメリカは韓国と日本に軍備拡大を求めることになり、アメリカ軍自体は北朝鮮問題から一歩引く体制になるだろう。

 

 

アメリカが北朝鮮を攻撃するとき

現在の状況ではアメリカは北朝鮮を攻撃しないだろう。

しかし、北朝鮮からプルトニムや核ミサイル技術が中東・アフリカに拡散し、アメリカが攻撃される事態になれば、アメリカ軍が北朝鮮を攻撃することになるだろう。

それは、今から5年~10年後かもしれない。

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