スポンサーリンク

自動ブレーキ・歩行者・車両衝突防止装置をわかりやすく解説

(当サイトはアフィリエイト広告を利用しています)

最近の自動車には、衝突防止装置がついている。しかし、同じ衝突防止装置という名前でも車しか検知できないものから、歩行者まで検知して自動ブレーキで停止できるものまである。

その違いは、センサーの種類によるものだ。現在、主流になっているセンサーは以下の5種類。

センサーの種類  特徴 価格
赤外線レーザー 価格が安いが、歩行者を検知できない 2万円~
ミリ波レーダー 歩行者を検知できない(最新のものは歩行者検知できる) 5万円~
単眼カメラ 歩行者を検知できる 5万円~
ステレオカメラ 歩行者を検知できる 5万円~
複合型 「ミリ派レーダー」と「カメラ」の複合型、歩行者を検知できる 8万円~

一般に、「赤外線レーダー」と「ミリ波レーダー」は歩行者を検知するのは技術的に難易度が高く、歩行者を検知するには「カメラ」の方が有利になっている。

しかし、カメラは西日の場合に誤作動をする可能性があるので、「ミリ波レーダー」と「ステレオカメラ」を併用する「複合型」が誕生し、現在最も進んだシステムになっている。

 

トヨタ

トヨタの衝突回避支援パッケージは、「Toyota Safety Sense P」と「Toyota Safety Sense C」の2種類がある。

・Toyota Safety Sense P

ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した最新の「複合型」システムで、歩行者を検知できる。約10km/h~80km/hの速度域で歩行者を検知、自動ブレーキで自車の速度を30km/h減速する。つまり、自車が30km/hで走行していたなら、自動停止できるが、自車が50km/hで走行していたなら20km/hで歩行者に衝突する可能性がある。(当ブログの分析)

搭載車種 クランウン、プリウス、ランドクルーザー

価格 プリウスの場合、オプション価格は8万円(税別)

・Toyota Safety Sense C

レーザーレーダー(赤外線レーザーと推定される)と単眼カメラの2種類のセンサーを搭載するが、歩行者検知はできない。先行車との衝突回避支援、ブレーキアシスト、自動ブレーキを搭載し先行車と速度差が30km/h以内であれば衝突回避できる。

搭載車種 アクア、ヴィッツ、カローラ、エスティマなど

価格 アクアの場合、オプション価格は5万円(税別)

 

自動ブレーキの問題点まとめ

・車両しか検知できないものと、歩行者まで検知できるものがある。

・速度差が30km/h以上あると、完全停止できない場合がある。

・白線キープ機能付きの場合、白線をはみ出してから修正する場合と、常に白線の中央を走行できるものがある。

error: Content is protected !!