スポンサーリンク

立憲・枝野氏の「巡航ミサイル批判」は、間違い

(当サイトはアフィリエイト広告を利用しています)

立憲民主党の枝野幸男代表は16日、長距離巡航ミサイルを導入する政府方針について、「専守防衛に徹する中で、領土・領海を守る観点から、過剰ではないかという強い疑問を持たざるを得ない」と批判した。

引用 時事通信社 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121600391

中国はロシア製長距離地対空ミサイル「S-400」(トリウームフ)を2017年から導入している。

この「S-400」ミサイルの射程は400km、速度はマッハ6とも言われる。

つまり、中国軍の「S-400」ミサイルから半径400km以内に、自衛隊のF-15J戦闘機、F-2戦闘機は近づけなくなる。

立憲民主党の枝野氏は、自衛隊戦闘機が現在保有する「射程140kmの対艦用ASM-2ミサイル」で、中国軍の「射程400kmのS400ミサイル」にどう戦えというのか?
スポンサーリンク


日本の迎撃ミサイルの限界

自衛隊の迎撃ミサイルSM-3は4隻のイージス艦にしか搭載されていない。同時に迎撃できる北朝鮮のミサイルは4発~8発となる。

しかし、北朝鮮は日本を射程に収める弾道ミサイル200発(ノドン 射程1,300km)を保有している。さらに、スカッドER(スカッドミサイルを射程1,000kmに延長)も多数配備している。

北朝鮮が飽和ミサイル攻撃(同時に多数のミサイルを発射)してくれば、日本人はなすすべもなく、一方的にミサイル攻撃されてしまう。

 

北朝鮮と中国は同盟関係

北朝鮮と中国は同盟関係にあり、中国が北朝鮮国境付近にS-400ミサイルを配備すれば、北朝鮮北部から半径400kmに自衛隊の戦闘機は近づけなくなる。

ロシアが中国に「S-400」ミサイルを供給することは日経新聞も報道している。

ロシア、中国に「S400」供給開始 最新鋭対空ミサイル

引用 日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H5R_W7A420C1000000/

立憲民主党の枝野氏は日経新聞に書かれていることも知らないようだ。

こんな防衛無知の政治家では、日本人の生命は守れない。

 

立憲民主党に投票した人に聞きたい

中国の射程400km、マッハ6の「S-400 」ミサイルに対して、自衛隊戦闘機は「射程140kmマッハ1の対艦用ASM-2ミサイル」しか持ってない。

北朝鮮のノドンミサイルの射程は1,300km、スカッドERの射程は1,000kmで、日本のほとんどが射程圏内に入っている。

立憲民主党の枝野氏は、射程500kmや900kmの巡航ミサイルを日本が保有することを批判するなら、「どうやって、日本人の生命を守るのか?」具体的に説明する義務があると思う。

 

北朝鮮の反応

北朝鮮、(日本の)巡航ミサイル導入批判

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞(電子版)は14日、日本政府が射程の長い巡航ミサイルの導入を推進していることについ…

引用 日経新聞  https://www.nikkei.com/article/DGKKZO24642230U7A211C1FF2000/

「立憲民主党の枝野氏」と北朝鮮の「労働新聞」の意見は、日本の巡航ミサイル導入批判で一致している。

error: Content is protected !!