追悼式典で歴史認識をめぐり日本を強く牽制 習近平国家主席が3年ぶりに出席も演説は行わず https://t.co/0w4c85j3Jh
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年12月13日
2017年12月13日、中国江蘇省南京市で1937年に発生したと言われる「南京事件」の80周年追悼式典が行われた。
習近平主席
出席した中国・習近平主席(Xi Jinping)は、「南京事件」について演説しなかった。
これは、2017年10月の中国共産党大会で国内基盤を固めたことで、反日発言をして国内の支持を集める必要がなく、日中関係を改善する意思があるのかもしれない。
もちろん、中国国内事情もあり、習近平主席が対日強硬政策をとる可能性もある。
韓国・文在寅大統領
しかし、中国を訪問中の韓国の文在寅大統領(Moon jae-in)は、南京事件について「われわれ韓国人は、中国人が経た苦しく痛ましい事件に深い同質感を持っている」と反日発言をした。
韓国文在寅大統領は反日発言をすることで、中国と韓国の間で課題となっている「THAAD配備問題」をかわす狙いがあったと思われる。
文大統領は12月13日のいわゆる「南京事件」の日に、わざわざ中国を訪問した。習近平主席は南京を訪問しているため、訪問初日に文大統領は習近平主席と会談できない日程だった。