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マイケル・フリン氏 トランプ政権の大統領補佐官に就任へ

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マイケル・フリン氏とは何者か?

マイケル・フリン氏は1958年生まれで元アメリカ陸軍中将で民主党支持者だった。2012年から2014年8月までアメリカ国防総省国防情報局(DIA)長官を務めた。

アメリカ国防総省国防情報局(DIA)は約1万7000人の職員を擁し、CIA(中央情報局)と並ぶアメリカの安全保障を担う巨大組織で、CIAと同じスパイ組織と言っていいかもしれない。

そのマイケル・フリン氏は、国防情報局(DIA)長官時代の2014年2月、米議会上院軍事委員会で当時シリアを拠点としていたIS(イスラミックステート)がイラクに侵攻する可能性を指摘し、イラク政府軍が対抗できないと発言した。

2014年8月に国防情報局(DIA)局長を退職し、2015年1月、中東問題で有効な手段を打てないオバマ政権を機能不全と酷評した。

2015年12月には、ドイツ・ジュピーゲルとのインタビューで、「ロシアとアメリカが協力して、IS(イスラミックステート)に対抗すべき」と語った。

そして、一早く、当時大統領候補だったトランプ氏を支持した。

北朝鮮に対しては、サイバーテロ、テロリスト支援、核開発、弾道ミサイル開発を懸念していると発言している。

まとめ

現在、アメリカの安全保障上の問題点は以下の2つ

1・シリア・イラクでのIS(イスラミックステート)支配

2・北朝鮮の核開発、弾頭ミサイル開発、SLBM開発

IS(イスラミックステート)については、ロシアと協調して武力行使して解決する方針。北朝鮮についても、ロシアと協調すると思われるが、そらに中国とも協調するかどうかは今のところわからない。

もし、中国に対して北朝鮮の核開発、弾頭ミサイル開発、SLBM開発を阻止することを積極的に求めるなら、アメリカ、ロシア、中国の協調体制ができることになる。これは日本にとって良くない状況だ。

日本からすれば、対北朝鮮で、アメリカ、ロシア、日本の3国協調で対応する状況に持っていかなければならない。

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