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【2018年】なぜ、北朝鮮の金正恩党委員長は米朝首脳会談に応じたのか?

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今まで対米強硬路線をとっていた北朝鮮の金正恩党委員長が、2018年に突然、対米対話路線に変化した。

その理由はなぜか?

そこには、中国内部の習近平派と江沢民派の権力闘争が関係していた。

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北朝鮮金政権は江沢民派

北朝鮮金政権は中国と親密と言われていたが、それは江沢民政権と親密だったに過ぎない。

中国が習近平政権になってから、北朝鮮との関係は悪化した。それでも、中国指導部(チャイナ7)に江沢民派が3人~4人いたため、北朝鮮と中国の関係が決定的に悪化することはなっかった。

ところが、2017年10月の中国共産党大会で江沢民派は一掃され、中国指導部(チャイナ7)は、事実上、習近平派と胡錦涛派だけになった。

 

中国共産党政治局常務委員(2017年~)

序列 名前 年齢 役職 習近平派 胡錦涛派 江沢民派
1位 習近平 64 総書記(国家主席) 〇
2位 李克強 62 首相 〇
3位 栗戦書(りつせんしょ) 67 党中央弁公庁主任 〇
4位 汪洋(おうよう) 62 副首相 〇
5位 王滬寧(おうこねい) 62 党中央政策研究室主任 〇
6位 趙楽際(ちょうらくさい) 60 党中央組織部長 〇
7位 韓正(かんせい) 63 上海市党委員会書記 △ △

チャイナセブンの派閥人数は、「習近平派4.5人」「胡錦涛派2人」「江沢民派0.5人」となった。

このことで、北朝鮮と中国指導部の関係は決定的に悪化した。

そこで、北朝鮮は、融和路線をとる韓国を突破口にして、米国と直接対話をすることで切り抜けようと方針を転換したと考えられる。

 

コメント

米国の経済制裁により、北朝鮮が軟化して「対話路線」に変化したという見方がある。確かに米国の経済制裁により北朝鮮の経済は悪化したが、数か月では、北朝鮮経済をそこまで追い詰めることはできない。

やはり、中国指導部に江沢民派がいなくなったことで、北朝鮮は中国を頼りにできなくなったということが一番の原因と思われる。

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