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中国海軍情報収集艦、口永良部島領海に侵入

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2016年6月15日、中国の中国海軍情報収集艦1隻が鹿児島県口永良部島の日本の領海に一時侵入した。この軍艦は中国海軍所属の短距離ミサイル監視用レーダー搭載艦で「東調級(DONGDIAO ドンディアオ)」と見られる。全長130m 排水量6,000トン。

なぜ日本の領海に侵入したのか?

中国は尖閣列島の接続水域に侵入し日本から抗議を受け面子を失ったため、その趣旨返しに領海侵犯したと推測される。

なぜ情報収集艦なのか?

領海侵犯した敵艦に対して、日本政府が自衛隊に海上警備行動を命令する。しかし海上警備行動には、武器使用の制限がある。具体的には、敵艦が攻撃してきた場合に自衛隊は反撃できるとされる。また正当防衛の範囲内での反撃に制限されるので、相手の武装と同程度の反撃に制限される。

したがって、中国の情報収集船が日本の領海に侵入しても、自衛隊の海上警備行動では、自衛隊からは先制攻撃ができない。

また、中国は日本の領海に侵入しても「無害通航権(Innocent Passage)」を主張した。

これは2016年1月に日本政府が「尖閣列島領海に中国軍艦が侵入した場合、無害通航権を認めない」と伝達したことの裏返しだ。つまり、尖閣列島以外の日本の領海なら中国軍艦の無害通航権が認められると中国は解釈したのだろう。

まとめ

中国の海軍力は弱く、海上自衛隊と対戦すれば数時間~3日で全滅する。その弱さをごまかすために敢えて、日本の領海に侵入して挑発している。

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