ロシアがマッハ20の超音速ICBM(大陸間弾道弾)の開発に成功したという。
この超音速ICBMは「サルマト(サタン2)」(RS-28 Sarmat)と呼ばれ、多弾頭化されており、16個の核弾頭を搭載できる。
核弾頭の破壊力は合計で40メガトン(広島型原爆2,000発)で、マッハ20(時速25,000km)という超音速のため、アメリカや日本のミサイル防衛(MD)を無力化するという。
2016年、ロシア国営タス通信は、「サルマト」(サタン2)の射程距離は1万1000km以上、弾頭重量は100トンと報じた。
2016年5月、ロシアの「スプートニク」は「1発のサルマトでテキサス州やフランス全土を消滅させる能力がある」と伝えていた。
中央ロシアからフランスまで約6,000kmを15分で飛行するという。
また、自衛隊が配備する予定の「イージスアショア」でも迎撃できないとされる。
- 名称 サルマト RS-28 Sarmat(サタン2)
- 弾頭重量 100トン
- 弾頭個数 16個
- 合計弾頭威力 40メガトン(広島型原爆2,000発)
- 射程距離 11,000km以上
- 速度 マッハ20(時速25,000km)