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国際情勢・防衛

週刊現代、「9月9日に米国は北朝鮮を空爆する」

2017/12/11

週刊現代

週刊現代 2017年 8/26 号 [雑誌]

週刊現代2017年8月26日号によると

2017年7月31日の日米首脳電話会談(12分間)で、トランプ大統領は安倍首相に、「2017年9月9日の北朝鮮の建国記念日に、北朝鮮を1発叩いてやろうと考えている」と語ったとされる。

 

2017年8月10日、北朝鮮は「火星12号(弾道ミサイル)4発をグアム周辺海域に着弾させる計画があること」を発表した。

ZAKZAKも次のような記事を掲載している。

米国から7月末、次の驚愕情報が流れて、各国政府が緊張している。 「トランプ大統領は7月末、ついに北朝鮮への軍事行動(先制攻撃)を決断した」「Xデーは早くて9月」

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170809/soc1708090004-n1.html

週刊現代の7月31日とZAKZAKの7月末は矛盾がないので、トランプ大統領が「軍事行動」について発言したのは間違いないと思われる。

しかし、「発言したこと」と「実行すること」は別問題だ。

トランプ大統領は北朝鮮に情報が伝わるのを前提で、わざと情報を伝達した可能性がある。

 

解説

2017年7月31日の日米首脳電話会談でトランプ大統領が9月9日に北朝鮮を空爆するとの内容が北朝鮮に伝わり、8月10日に北朝鮮がグアム周辺海域にミサイルを発射する計画を発表した可能性がある。

 

トランプ大統領の意図

2017年7月31日の「北朝鮮を1発叩く」とのトランプ大統領の発言が事実だとすると、トマホーク(巡航ミサイル)による限定空爆と考えられる。

そもそもトランプ大統領の9月9日空爆発言は、北朝鮮に伝わることを前提とし、アメリカの本気度を北朝鮮に伝える目的だった可能性がある。

 

北朝鮮の意図

北朝鮮が発表したグアム周辺海域へのミサイル発射計画では、弾道のコース、飛距離を具体的に示しているが、日時については発表していない。

これは、アメリカへ「北朝鮮を空爆すれば、反撃する」と伝える意図があったのではないか?

 

今後の展開

それに対して、北朝鮮がグアム周辺海域にミサイルを発射する計画があると発表したことで、トランプ大統領としては、9月9日の限定空爆を中止するのか?それとも限定空爆するのか?

もし、トランプ大統領が北朝鮮のミサイル発射計画発表を受けて、限定空爆を中止したならば、北朝鮮の脅しに屈したことになる。

逆に、トランプ大統領が報道されているように限定空爆すれば、北朝鮮がグアム周辺海域にミサイルを発射する事態となり、全面戦争になる可能性がある。

 

アメリカの現状

アメリカは現時点で全面戦争の準備はできていない。したがって、アメリカが先制攻撃する場合はトマホーク(巡航ミサイル)による限定空爆しか選択肢がない。

米軍による限定空爆の結果、北朝鮮の反撃が予想されるので、9月9日に米軍が空爆する可能性はほとんどない。



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