防衛省が2018年から開発する「新対艦誘導弾」(出典 防衛省)
日本版トマホーク(巡航ミサイル)は防衛省が2018年から研究を開始する「対艦ミサイル」(島嶼防衛用)に対地攻撃能力を付加するもの。
この日本版トマホークは、「戦闘機・哨戒機」「護衛艦」「地上車両」から発射できると予想される。
「護衛艦」や「地上車両」から発射する場合はブースターを利用して発射すると予想される。
また、ジェットエンジンを使用し、従来の島嶼防衛用対艦誘導弾計画(射程300km~400km)よりも燃料タンクを拡大し射程2,000kmを目指す。
トマホーク(アメリカ製)BGM-109 Tomahawkとの違い
「アメリカ製トマホークミサイル」はステルス化されていないが、「日本版トマホーク」はステルス化し、複雑な動きもできる高機動性を有し、敵の迎撃ミサイルをかわして敵目標に着弾できる。
防衛省が公表しているイラストでは上部に空気の取り入れ口(エアインテーク)があり、ジェットエンジンを使用し、大型翼を採用している。
ステルス性能、弾頭重量、射程距離の点でアメリカ製トマホークを上回る可能性もある。
トマホーク(アメリカ)のスペック
全長 | 5.56m |
翼幅 | 2.67m |
速度 | 880km/h |
射程 | 460km~2,500km |
重量 | 約1,200kg |
弾頭 | 450kg |