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2017年2月10日、日米首脳会談はどうなるか?

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トランプ氏の政治手法とは?

トランプ大統領はビジネス経験が長い。そのなかで、独自のビジネス手法を作り出した。

トランプ大統領は、信頼できる部下・知人・家族を使って独自の人脈を作り、巨大なネットワークを構築してビジネスで成功した。

政治活動もこの手法でするつもりだ。最も信頼すべき家族は、「娘イヴァンカ氏」と「娘婿ジャレット・クシュナー氏」だ。そして、最も信頼すべき閣僚が、2017年2月に来日した「ジェームス・マティス国防長官」だ。

トランプ大統領は彼らを使って政治交渉をするつもりだ。

トランプ大統領は、2017年1月28日の安倍首相との電話会談で「娘イヴァンカが安倍首相を気に入っている」と語った。

これは、安倍首相がトランプ大統領の人脈の1人になったことを意味する。人脈を重視するトランプ大統領にとって非常に重要な位置を占めたことになる。

この時点で、日米首脳会談で大きな波乱がないことが予想される。

ゴルフの意味

安倍首相は2017年2月10日に日米首脳会談をし、翌日、トランプ大統領とアメリカの大統領専用機「エアフォースワン」に同乗し、フロリダ州のパームビーチでゴルフを行う。

実はこのゴルフに重要な意味がある。

1957年6月、安倍首相の祖父「岸信介首相」と当時のアメリカ大統領「アイゼンハワー氏」がワシントン郊外でゴルフをした。

トランプ大統領としては、岸信介氏の孫の安倍首相とゴルフをすることで偉大な大統領「アイゼンハワー氏」と重ね合わせることができる。

2016年11月に安倍首相はトランプ大統領と会談し、ゴルフクラブを贈った。実はこれが今回のゴルフの伏線になっている。安倍首相はトランプ大統領に「岸信介首相とアイゼンハワー大統領」と同じようにゴルフをしようというメーセッジを送ったのだ。

トランプ大統領も安倍首相の意図を理解して、「阿吽の呼吸」でゴルフをすることにした。

在日米軍駐留費問題

トランプ大統領は日本が在日米軍駐留経費の100%を負担すべきだと言っていたが、2017年2月に来日したマティス国防長官が「日本の駐留経費負担を評価」したことで決着しており、日米首脳会談では問題とならない。

しかし、国際的には国防費はGDP比2%が標準であり、日本のGDP比1%は少なすぎる。この点については、安倍首相はステルス戦闘機F-35を値下がりした分、追加で購入する可能性が高い。

日本は防衛費はGDP比1.2%まで増額する必要がある。つまり、現状の防衛予算5兆円から6兆円に増額しないといけないだろう。

アメリカの雇用問題

トランプ大統領はアメリカの雇用拡大を重視する政策だ。特に自動車産業はその象徴的意味で注目している。

安倍首相は2017年2月3日にトヨタ自動車社長と会談した。マティス国防長官の来日前であり、日米首脳会談では、トヨタ自動車のアメリカ投資についてなんらかの合意があると思われる。

トヨタ自動車のアメリカへの投資で、この問題も決着すると考えられる。

安倍首相が国際情勢をトランプ大統領に指南する

2016年11月、トランプ氏は安倍首相、キッシンジャー氏、ルパード・マードック氏(フォックスTV)と会談した。

トランプ大統領は人脈で仕事をするタイプであり、安倍首相もその1人であることがわかる。

ソフトバンクの孫社長は、1996年、ルパード・マードック氏と組んでテレビ朝日を買収しようとした。孫社長はマードック氏の人脈でトランプ大統領と会談できたのだ。

トランプ大統領が信頼する外国首脳は、イギリスのメイ首相、安倍首相、プーチン大統領(ロシア)だ。

米中関係はどうなるのか?

トランプ大統領は反中国の発言が多い。しかし、ビジネス的に高飛車な態度で相手に譲歩されるという可能性もある。

今のところ、トランプ氏の真意はわからないが、少なくともマティス国防長官は中国を警戒していることは事実だ。

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