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米国、北朝鮮をテロ支援国家再指定、軍事的オプションの可能性が高まる

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トランプ氏は2017年11月20日、閣議で北朝鮮を「テロ支援国家再指定」を発表した。

米財務省は2017年11月21日に追加制裁を発表すると見られ、その後2週間以内に米政府各省の具体的な措置が発表される見通しで、「最高レベルの制裁」となる見通しだ。
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アメリカが北朝鮮を「テロ支援国家指定」するのは、2008年以来9年ぶりとなる。

実はアメリカは2017年10月にも北朝鮮を「テロ支援国家再指定」するつもりだったと思われる。

米中の交渉の中で、中国が北朝鮮に特使を派遣するまで、アメリカに「テロ支援国家再指定」を延期するよう依頼した可能性がある。

そして2017年11月20日、中国の特使が北朝鮮の説得に失敗したため、アメリカが北朝鮮を「テロ支援国家再指定」したと見られる。

つまり、アメリカと中国は水面下で北朝鮮危機について、断続的に交渉を行っているのだ。

今後、アメリカは北朝鮮への圧力をさらに強める方針は明らかだ。

一連の流れから、アメリカは、「北朝鮮の核・ミサイル放棄」に向けて、軍事的オプションを実行するために必要な「手続き」を踏んでいるように見える。

つまり、北朝鮮に対して平和的手段を行ったが、すべて失敗したため「軍事的オプション」しかないということをアメリカ内外に向けて宣言するための「手続き」のように見える。

 

今後の展開

  • アメリカ国民の北朝鮮攻撃支持70%以上
  • 国連の対北朝鮮決議
  • 中国軍の不参戦

上記の条件をクリアして、アメリカが北朝鮮との戦争準備に入る可能性がある。

単なる「戦争準備」ではなく、戦争することが決定していて、そのための「準備」なのだ。

アメリカ軍の戦争準備の費用は5兆円~10兆円かかり、準備期間も最長6ヵ月間かかる。

世界中から戦闘機、爆撃機、空母打撃群、イージス艦、原子力潜水艦、戦車、補給物資、兵士を朝鮮半島周辺に展開することになる。

一度、「戦争準備」を始めると、途中で止めることはほとんど不可能で、事実上、戦争が始まっていると言っていいくらいの状態となる。

その「戦争準備」の決断は、2017年末までに決定され、戦争準備に6ケ月かかるとすると2018年5月~6月に極めて重大な事態になる可能性がある。

https://news24-web.com/china-n-korea/

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