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米空母2隻でも北朝鮮攻撃の可能性がある

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出典 US NAVY

1990年の湾岸戦争は米空母6隻、2003年のイラク戦争も米空母6隻が参戦したので、アメリカが北朝鮮を攻撃する場合も、米空母5隻~6隻が参戦すると言われている。

しかし、北朝鮮への空爆はイラク戦争と違い、空母は2隻~3隻の可能性がある。

 

空母の運用能力

現在のアメリカ軍の主力であるミニッツ級空母の1日の出撃回数は120回、最新の空母「ジェラルド・R・フォード」でも1日の出撃回数は160回にとどまる。

したがって、空母5隻の合計で1日最大600回の出撃が可能となる。

一方、陸上の空軍基地(滑走路1本)からは、2分に1回出撃できる。着陸回数を考慮しても1日あたり300回~500回は出撃可能となる。

滑走路が2本の場合は、約700回出撃できる。

つまり、空母5隻よりも陸上の空軍基地(滑走路2本)の方が出撃回数が多い。

韓国には2,744mの滑走路を2本もつ鳥山(オサン)空軍基地があり、また日本の岩国基地や沖縄嘉手納基地からも出撃可能となるので、敢えて空母を主力として使う必要性はない。

もちろん、陸上の空軍基地が攻撃されて使用不能となる場合に備えて、周辺海域に空母を配置することは考えられる。

 

空母のぜい弱性

米海軍ミニッツ級空母は70機の艦載機を搭載でき、1つの国家並みの空軍力を持つ。しかし、空母は潜水艦や空母キラーと呼ばれる超音速対艦ミサイルの攻撃に弱い。

米空母は建造費1兆円、乗組員5,000人なので、北朝鮮の潜水艦や超音速ミサイルで撃沈された場合、米国にとって大きな打撃となる。

したがって、米軍としては、空母を絶対に撃沈されないような作戦を採用するはずだ。少なくとも北朝鮮空爆の場合、米空母を最前線に配置することはないだろう。

 

空母艦載機F-18にはステルス性能がない

米空母の艦載機はF-18戦闘機で分類的には4.5世代戦闘機であり、ステルス戦闘機ではない。

米軍が空爆する場合、ステルス戦闘機F-22、F-35を使用すると考えられるが、F-22は空母から発艦できないし、F-35は空母ではなく、強襲揚陸艦で運用されるので、空母は必要ない。

 

先制攻撃はトマホークか?

米軍が北朝鮮を空爆する場合、北朝鮮のレーダー、防空兵器を破壊する必要がある。そのために、第一次攻撃ではトマホーク(巡航ミサイル)が使用されるだろう。

このトマホーク(巡航ミサイル)は米海軍のイージス艦から発射される。1隻のイージス艦で約90発発射できる。

イージス艦の任務は空母を航空機やミサイルから防衛することだが、北朝鮮空爆となれば、イージス艦はトマホーク(巡航ミサイル)を発射し、さらに弾道ミサイルSM-3を発射しないといけない。

そうなると、空母を防衛するための余力は少なくなる。そういう点でも米空母が最前線に配置されることはないだろう。

したがって、朝鮮半島周辺に米空母が2隻しかないから、アメリカが北朝鮮を空爆しないとは言えない。

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