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国際情勢・防衛

【2017年12月】ロシア・プーチン大統領、シリアなど中東3ヵ国訪問

2018/03/08

ロシアのプーチン大統領が2017年12月11日にシリア・エジプト・トルコの中東3ヵ国を訪問した。

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なぜ、プーチン大統領は中東を訪問したのか?

現在、中東では、「イラン」と「サウジアラビア」の対立が激化しており、イエメン、イスラエル、シリアなどを巻き込んだ勢力争いに発展している。

スンニ派 シーア派
サウジアラビア イラン
シリア反政府軍 シリア・アサド政権
アメリカ ロシア
イエメン政府軍 イエメン・フーシ派
トルコ レバノン・ヒズボラ
エジプト
ヨルダン

トランプ大統領のエルサレム首都認定の影響

トランプ大統領のイスラエルの首都をエルサレムとすることは、アメリカ国内のユダヤ人支持者やキリスト教福音派向けの国内パフォーマンスと見られていた。

確かにアメリカ国内向け政策でもあるが、実は、国際的にも、サウジアラビやエジプトなどのスンニ派とイスラエルとの歴史的協調に発展する可能性がでてきた。

それを察知したロシアのプーチン大統領が中東の諸国を繋ぎとめるために訪問した可能性がある。

エジプトなどスンニ派諸国にとって、パレスチナ問題の優先順位は低く、むしろ、シーア派のイランの動向に注目している。

そのため、イランの敵であるイスラエルと水面下で協調ができているとの見方もある。

サウジアラビアとイスラエルは共にアメリカよりの政権であり、中東がアメリカよりで団結するとロシアにとっては不都合なことになる。

 

コメント

トランプ大統領のエルサレム首都認定は唐突な感じがしたが、ロシアの中東への影響力を弱める動きになっている。

もし、トランプ大統領が、これを狙っていたならば、ものすごい外交手腕だ。

中東でロシアの影響力を弱めることは、北朝鮮問題でロシアの譲歩を引き出す動きにつながるかもしれない。



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