国際情勢・防衛

米空軍F-15戦闘機にレーザー兵器「SHiELD」搭載試験へ

2018/03/23

2017年12月、米国防総省は「ロッキード・マーチン」(Lockheed Martin)と2021年までにF-15戦闘機搭載用レーザー兵器開発に関する契約を締結した。

レーザー兵器は最大級の工業用レーザー(10kw)の5倍となる50kwの出力を念頭に開発し、最終的には100kw~150kwを目標としている。

 

ボーイング YAL-1レーザー

ボーイングはすでに、「大型旅客機ボーイング747」に「化学レーザー」を搭載し、レーザー兵器の試験を行っている。しかし、小型化の目途が立たず、また高コストなどの理由もあり、2011年に計画中止になった。

 

ボーイング HEL-MD レーザー

ボーイングは、「半導体レーザー」を小型化し「HEL-MD レーザー」(出力10kw)を開発、自走式車両に搭載した。

 

コメント

今回、F-15に搭載するレーザー兵器は、ボーイングが自走式車両に搭載した「HEL-MD レーザー」(出力10kw)と同じ出力だが、航空機に搭載できるようにさらに小型化したものと思われる。

ドローンは製造コストが1万ドル(100万円)程度だが、それをF-15の空対空ミサイル(1億円以上)で迎撃すると費用対効果が悪い。

また、ドローン1,000機で飽和攻撃されると、F-15は空対空ミサイルを打ち尽くし基地に帰還するしかない。

将来、ドローンなどの無人機に対応するための低コスト迎撃兵器として「レーザー兵器」を開発するものと思われる。



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