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中国が石油禁輸すれば、北朝鮮は北京を核攻撃か?

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2017年9月4日、アメリカは国連安全保障理事会の緊急会合で北朝鮮への石油禁輸措置を提案した。

しかし、中国は、アメリカの石油禁輸措置に反対し、拒否権を行使すると見られる。国連安全保障理事会で石油禁輸措置は採択されない見通しだ。

 

なぜ、中国は北朝鮮への石油禁輸に反対するのか?

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権が暴発する可能性もある。供給停止で中朝関係は最悪の状況に陥っているはずで、北のミサイルが北京に飛んでこないともかぎらない。

引用 http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170905/soc1709050033-n1.html

つまり、中国が北朝鮮へ石油禁輸すれば、北朝鮮が中国・北京に核ミサイルを発射する可能性があるという。

中国は習近平派と胡錦涛派が手を結び、江沢民派を一掃しようとしている。

追い込まれた江沢民派はかねてから親密な関係にある北朝鮮金正恩党委員長に対して核・弾道ミサイルの開発を促している可能性がある。

そのため中国習近平政権も北朝鮮を完全に追い込めないのだ。

今後の展開

北朝鮮と中国江沢民派が親密な関係にある以上、中国習近平主席もアメリカ・トランプ大統領も北朝鮮に有効な経済制裁や軍事的オプションを行使できない。

中国、ロシア、アメリカの3ヵ国が協力して北朝鮮を攻撃するなら、この問題は解決するが、その可能性は低い。

また、北朝鮮の金政権を倒した後の後継者がいない。金正男氏暗殺が、ここにきて、北朝鮮の金政権の維持に役になっている。

金正恩党委員長は中国習近平主席やアメリカトランプ大統領と対等の渡り合えるくらいの戦略家と言える。

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