恵 隆之介氏(ジャーナリスト)によると、2018年1月11日の中国海軍「商級原子力潜水艦」と「中国海軍水上艦」が尖閣列島の接続水域に侵入したが、同時に中国空軍が日本領空近辺に飛行していた。
そのため、那覇空港から航空自衛隊のスクランブル機が4機×10回=合計延べ40機が緊急発進したという。
航空自衛隊那覇基地所属のF-15Jは合計40機で、臨時にF-2が配備されている場合がある。
恵 隆之介氏の言う通りなら、航空自衛隊那覇基地所属の戦闘機の半数近くが緊急発進するという過去最大級のスクランブルが行われたことになる。
さらに恵氏は「朝鮮半島有事の際に、中国軍が沖縄近辺の離島に上陸する」という。
コメント
中国軍は、共産党の軍であり、中国共産党の権力闘争とリンクしている。そのため、中国国内向けに軍事行動をすることがある。
中国軍陸軍が朝鮮半島有事の際は北朝鮮に侵攻する可能性が高い。
そのため、中国陸軍ばかり注目される。したがって中国海軍、中国空軍は国内向けにアピールする必要があり、尖閣列島周辺に出現したと思われる。
朝鮮半島有事の際に、中国軍が尖閣を占領するとは思わないが、深夜に数時間、尖閣に上陸したり、領海に侵入する可能性はあると思われる。