河野外相、3月中旬に訪米で調整 北朝鮮情勢を協議 https://t.co/Z8cwT6yCiA
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年3月3日
2018年2月の平昌オリンピックと3月の平昌パラリンピックの期間、事実上、アメリカ軍は北朝鮮を攻撃できない状況にあった。
しかし、2018年3月18日に平昌パラリンピックが閉会し、3月下旬以降、米軍は北朝鮮を攻撃できることになる。
アメリカは2018年11月に中間選挙がある。北朝鮮を攻撃する場合、中国軍の北朝鮮侵攻の可能性もあり、状況が安定するには2ヵ月程度かかる。
逆算すると、アメリカ軍の攻撃のタイムリミットは2018年8月となる。
それを見越して、北朝鮮は6月15日と8月15日に南北首脳会談を実施しようとしている。
そうなると、アメリカ軍が北朝鮮を攻撃できる期間は2018年6月中旬~7月下旬となる。
戦争準備期間(2ヵ月~3ヵ月)を考慮すると、2018年3月~4月には、アメリカ軍は北朝鮮を攻撃するか決断しないといけない。
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河野外相訪米の目的
日本の安倍首相は、アメリカ軍の北朝鮮攻撃を支持しており、改めて、アメリガ政府が日本の意向を確認する必要性は少ない。
アメリカ政府は平昌オリンピックにペンス副大統領を派遣したが、水面下での韓国や北朝鮮のと交渉に失敗したと思われる。
そのため、アメリカ政府は「北朝鮮攻撃」準備していると考えられる。
米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は(2018年)2月28日、北朝鮮核問題をめぐる外交努力が失敗した際に備えて、米軍が先週、朝鮮半島有事を想定した秘密の図上演習をハワイで実施していたと報じた。
もし、アメリカ軍が北朝鮮を攻撃しないのであれば、河野外相を米国に呼びつける必要性はない。
河野外相の訪米の目的は、米軍が北朝鮮を攻撃した場合の日本人避難計画などの協議と思われる。
すでに、米国政府は2018年6月~7月の北朝鮮攻撃に傾いていると思われ、後はトランプ大統領の決断を待つだけの状態ではないか?
トランプ大統領は2018年3月~4月にも決断すると思われる。