防衛省、陸上配備型イージスアショア導入、秋田、山口に配備か?

出典 防衛省

防衛省は陸上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」(aegis-ashore)を導入する方針を決定した。

2018年度予算案の概算要求にイージス・アショア関連予算を盛り込む。

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イージス・アショアの概要

ミサイルSM3ブロックⅡA
最大射程2,000km
最高高度1,200km
最低高度70km
費用1基1,000億円
配備数2か所で日本全土をカバー
運用人員1基20人~30人で運用
配備年度(予定)2020年~2021年配備予定、2023年配備という情報も

 

迎撃ミサイルの比較

PAC-3PAC-3MSETHAADSM-3ブロック1ASM-3ブロック2A
射程20km40km200km1,200km2,000km
高度15km30km40km~150km70km~600km70km~1,200km
ミサイル単価5億円10億円~15億円20億円30億円
システム価格60億円1,000億円~1,500億円1,000億円~2,000億円1,000億円~2,000億円

 

 出典 防衛省

イージスアショアで導入を予定しているのは、最新の「SM-3ブロック2A」ミサイル。

SM-3ブロック1A、2Aの価格はイージス艦配備型で試算。

 

配備場所は「秋田」「山口」が有力

イージス・アショアの射程は2,000kmなので、1か所で全体をカバーできる。しかし、過去、北朝鮮から発射される弾道ミサイルは、東北上空と、沖縄方面の2つのコースを通過した。

 そのため、イージス・アショアはそれらの2つのコースで迎撃するよう「秋田市」(新屋演習場)と「山口県萩市」(むつみ演習場)に配備する可能性が高い。

 

「舞鶴」配備の可能性は少ない

首都圏、中部圏、関西圏を北朝鮮の弾頭ミサイル飽和攻撃から防衛するためには舞鶴にも配備と防衛力を高められる。

舞鶴基地にはイージス艦が配備されているが、24時間体制の警戒は負担が多いため、陸上配備型のイージス・アショアで代替し、イージス艦の負担を少なくすることも考えられる。

しかし、舞鶴周辺には米軍のXバンドレーダーが設置されており、イージスアショアを配備すると、イージスアショアのレーダーと電波の干渉が懸念されるため、配備されないと予想される。

 

SM-6も配備

イージスアショアはSM-3ブロック2Aミサイルを配備するが、高度70km以下は迎撃できない。そこで70km以下の敵ミサイル、航空機に対応するためSM-6(射程360km)も追加配備する。

SM-6のシーカーはAIM-120(アムラーム)と同じものを搭載し打ちっぱなしできる。

 

まとめ

東北には米軍三沢基地があり、また、沖縄・グアムには米軍基地があるので、そういう面からも秋田に1基、山口に1基のイージス・アショアを配備する可能性が高い。

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