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【トランプ大統領】アメリカの鉄鋼輸入制限は、ペンシルベニア州下院議員補欠選挙のためか?

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2018年3月13日にアメリカ・ペンシルベニア州西部の主要都市ピッツバーグ郊外の第18区下院議員補欠選挙がある。

ピッツバーグは「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)と呼ばれる地域で、伝統的に鉄鋼産業が盛んだったが、近年、輸入鉄鋼材の増加により、競争力を失っていた。
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アメリカ中間選挙

2018年11月6日に、アメリカの中間選挙が予定されており、下院議員全議席(435議席)と上院議員(33議席/100議席中)が改選される。

その前哨戦の始まりと言える2017年12月のアラバマ州上院補欠選挙で、トランプ大統領の属する共和党のロイ・ムーア氏は敗れた。

アラバマ州の上院議員選挙では1990年代から約20年間、共和党が議席を維持していたが、トランプ大統領就任後、はじめて上院議員の議席を失った。

アラバマ州の上院補欠選挙での共和党の敗北は候補者であるロイ・ムーア氏の個人的資質の問題とされる。

しかし、2018年3月13日のペンシルバニア州の下院議員補欠選挙でトランプ大統領の共和党が再び敗れれば、2018年11月6日の中間選挙に大きな影響を与える。

したがって、トランプ大統領としては、絶対に負けられない選挙だ。

そのため、鉄鋼産業が盛んなピッツバーグに近いペンシルバニア州下院議員補欠選挙で勝利するため、「輸入鉄鋼に高率関税を課す」方針を決定したと思われる。

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