国際情勢・防衛

【ロッキード・マーティン】防衛省イージスアショアに高性能レーダーSSRを提案


政府が導入を閣議決定した地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の基幹装置となるレーダーについて、製造メーカーのロッキード・マーティン(LM)が、米軍が2020年に導入予定の最新鋭「ソリッドステート・レーダー」(SSR)を日本側に提案している。

SSRは現行のイージスシステムより遠くの目標を発見できるなどの優位点がある。

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イージスアショアのレーダー(SPY-1)

イージス艦にはSPY-1と呼ばれるフェイズドアレイレーダー(Phased Array Radar)が搭載されており、陸上配備型「イージスアショア」でも「SPY1」レーダーが採用されると見られていた。

このSPY-1レーダーは200個の目標を補足でき、そのうち同時に10個の目標物を攻撃できる。レーダー探知能力は半径500kmとされる。

 

「SSR」レーダー

「SSR」は「ソリッド・ステート・レーダーシステム」で、SPY-1レーダーよりも高性能で、弾道ミサイルの飛翔軌道をより正確に分析できる。

また本物の弾頭とデコイ(おとり装置)を識別できるため、迎撃時の「無駄弾」を減らすことが可能で、迎撃能力を高く維持できる。

SSRには窒化ガリウム(GaN)素子を使用していると見られ、少なくとも20%程度は探知距離が延びると思われる。

レーダー機種 探知距離 捕捉目標物 攻撃可能目標物
SPY-1 500km 200個 10個
SSR 600km以上(予想) 200個以上 10個以上



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