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【ロッキード・マーティン】防衛省イージスアショアに高性能レーダーSSRを採用【1,000km以上】

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防衛省は、陸上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」のレーダーについて、製造メーカーのロッキード・マーティン(LM)が、米軍が2020年に導入予定の最新鋭「ソリッドステート・レーダー」(SSR)を採用する方針を固めた。

SSRは現行のイージスシステムよりも遠くの目標を発見できるなどの優位点があり、2023年度の運用開始を目標としている。

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イージスアショアのレーダー(SPY-1)

イージス艦にはSPY-1と呼ばれるフェイズドアレイレーダー(Phased Array Radar)が搭載されており、陸上配備型「イージスアショア」でも「SPY1」レーダーが採用されると見られていた。

このSPY-1レーダーは200個の目標を補足でき、そのうち同時に10個の目標物を攻撃できる。レーダー探知能力は半径500kmとされる。

 

「SSR」レーダー

「SSR」は「ソリッド・ステート・レーダーシステム」で、SPY-1レーダーよりも高性能で、弾道ミサイルの飛翔軌道をより正確に分析できる。

また本物の弾頭とデコイ(おとり装置)を識別できるため、迎撃時の「無駄弾」を減らすことが可能で、迎撃能力を高く維持できる。

SSRには「窒化ガリウム(GaN)素子」を使用していると見られ、 探知距離は従来型の「SPY-1」レーダーの2倍の1,000km以上との情報もある。

レーダー機種 探知距離 捕捉目標物 攻撃可能目標物
SPY-1 500km 200個 10個
SSR 1,000km以上 200個以上 10個以上
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