国際情勢・防衛

【SPY-1】イージス艦のレーダー探知距離と弱点

2018/02/23

イージス艦にはSPY-1と呼ばれるフェイズドアレイレーダー(Phased Array Radar)が搭載されている。

通常のレーダーは指向性アンテナを回転させて360度を走査する。レーダーの回転が5秒に1回なら、目標物を5秒に1回しかレーダーで捕捉できないことになる。

しかし、イージス艦に搭載されているSPY-1レーダーはアンテナが回転することなく常時目標物を補足できる。

 

イージス艦のレーダー性能

イージス艦は同時に200個の目標を補足でき、そのうち同時に10個の目標物を攻撃できる。レーダー探知能力は半径500kmとされる。

 

イージス艦のレーダーの弱点

イージス艦のレーダーは海上20mにある。この高さから見通せる範囲は水平線までの14kmでしかない。

例えば、20km手前(水平線の向こう)から時速2,000kmミサイル発射されると、イージス艦に達するまで36秒しかない。

水平線を超えてから(14km手前)イージス艦のレーダーが探知できる時間は、25秒しかない。

無敵のように思えるイージス艦だが、実は、イージス艦単独では、敵の飽和ミサイル攻撃(同時に100発以上のミサイル攻撃)をされると撃沈される可能性が高い。

このイージス艦の弱点を解決する方法が、水平線のむこうの敵戦闘機、ミサイルをで迎撃するシステム「NIFC-CA(ニフカ)」だ。



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