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中国、尖閣列島から380kmの福建省の「水門空軍基地」を増強

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(中国軍戦闘機の同型機)

中国軍は、日本の領土である尖閣列島(沖縄県石垣市)から380kmの福建省霞浦県の水門空軍基地の機能を大幅に増強している。

福建省霞浦県「水門空軍基地」の位置と衛星写真

水門空軍基地

2012年6月に水門空軍基地は完成した。

2,700m滑走路1本だが、その後、基地機能の拡張工事が実施され中国の主力戦闘機J11、J16、Su-27、Su-30を収納可能な耐爆格納庫24棟と誘導路が完成目前と見られる。

一方、航空自衛隊基地で尖閣列島から一番近いのは那覇空港で、尖閣列島から400km離れている。

したがって、尖閣列島上空の航空優勢(制空権)を考えた場合、中国空軍の方が距離が近い分、有利になる可能性がある。

現在、水門空軍基地にはロシア製地対空ミサイル「S-300」が配備されていると見られるが、さらにロシア製の地対空ミサイル「S-400」(射程400km以上のマッハ6~マッハ10)が配備されれば、尖閣列島上空も中国のミサイル射程圏内に入る。

そうなれば、自衛隊機は尖閣列島上空に展開できなくなる可能性がある。

ちなみに、尖閣列島から石垣島、宮古島までは170kmと近い。この2つの島に自衛隊の拠点ができれば、自衛隊が有利になるが、現在この2つの島では自衛隊基地反対活動が行われている。

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