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フランス海軍 最新鋭「シュフラン級原子力潜水艦」2020年11月就役(通常動力型をオーストラリアが導入)

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フランス海軍の最新鋭「シュフラン級原子力潜水艦」の1番艦「シュフラン(S635)」が2020年11に就役した。

計画名は「バラクーダ型」だったが、正式な艦級は「シュフラン級」になる。

「シュフラン級原子力潜水艦」の全長は99m、水中排水量は5,300トンで、前級「リュビ級原子力潜水艦」の約2倍の規模になっており、合計6隻を建造する予定。

この「シュフラン級原子力潜水艦」を通常動力型に変更したものが「アタック級潜水艦」で、オーストラリア海軍が導入を決定しており、2021年にも建造を開始する予定。

シュフラン級(Suffren)原子力潜水艦の性能(当ブログ予想)
性能等については国家機密であるため、一般人が知りえるはずもなく、単なる個人ブログの予想です。
シュフラン級(Suffren) リビュ級(Rubis) たいげい型潜水艦
水上排水量 4,765トン 2,385トン 3,000トン
水中排水量 5,300トン 2,670トン 4,300トン(予想)
全長 99m 73.6m 84.0m
全幅 8.8m 7.6m 9.1m
機関 原子力タービン 原子力タービン(原子炉1基) ディーゼル・エレクトロニック
出力 9,500馬力 6,000馬力
推進方式 ポンプジェット推進 ポンプジェット推進 スクリュープロペラ
水中最大速度 27ノット(時速50km) 25ノット(時速46km) 20ノット(時速37km)
連続潜航日数 30日
最大潜航深度 300m~500m 300m~500m 650m~900m
乗員 60名+10名(特殊部隊) 70名 70名
魚雷発射管 533mm魚雷発射管×4門 533mm魚雷発射管×4門 533mm魚雷発射管×6門
魚雷本数 24本 18本 20本~28本(予想)
建造数 6隻 6隻 8隻
初就役 2020年 1983年 2022年(予定)
シュフラン級(Suffren)原子力潜水艦の特徴
  • ドライデッキ・シェルター

シュフラン級(Suffren)原子原子力潜水艦の特徴は、なんと言っても特殊部隊最大10名と特殊部隊用小型潜水艇を格納できる「ドライデッキ・シェルター」を取り付けられることだ。これにより、敵国の沖合数十キロから特殊部隊員を潜入させることができる。

  • 兵装

533mm魚雷発射管×4門で魚雷搭載本数は24本。

原子力潜水艦は一般的には30本~40本の魚雷を搭載するので、シュフラン級(Suffren)の魚雷は少ないと言える。

これは「ドライデッキ・シェルター」を取り付けるため、潜水艦内部にもスペースが必要になり、結果的に魚雷本数が少なくなったのかもしれない。

しかし、魚雷以外にも陸上攻撃用に射程1,000kmの「MdCN海軍巡航ミサイル」、潜航中に航空機を攻撃する潜水艦発射型「MICA空対空ミサイル」、潜水艦発射型「対艦ミサイルSM39 EXOCETエグゾセ」など搭載しており、単なる攻撃型原子力潜水艦ではなく、陸上、航空、水上艦艇などに対して多彩な攻撃ができる多機能型原子力潜水艦と言える。

シュフラン級原子力潜水艦のハッチ

潜水艦のハッチの厚さで潜航深度が分かるという通説があるが、本当のところはどうだろうか?

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