辺野古200人座り込み報道
最高裁判所で「翁長沖縄県知事の埋め立て承認取り消し」が違法とされ、辺野古基地工事が再開される見込みとなった。
そのため辺野古基地反対派が辺野古基地ゲートで座り込みをした。
朝日新聞(2016年12月26日付デジタル版)は下記のように報道した。
主婦の渡嘉敷喜代子さん(76)は、普天間飛行場がある宜野湾市から参加した。
この記事を読んで違和感を感じた。
というのは、宜野湾から辺野古へ行くには車で2~3時間かかる。
普通の主婦が、しかも76歳の女性が、はたしてそこまでするだろうか?
で、「渡嘉敷喜代子」で検索すると、同姓同名同年齢の人物が見つかった。
- 「渡嘉敷喜代子さん」は、2012年の沖縄県県議会選宜野湾市区から立候補し落選している。
- しかも、2008年現在、渡嘉敷喜代子さんは、沖縄県議会議員(社民党県連)だった。
朝日新聞の記事の「渡嘉敷喜代子」さんが、元県議会議員の「渡嘉敷喜代子」さんかどうかはわからない。
しかし、「主婦」という肩書は「政治活動していない普通の一般市民がやむにやまれず」反対しているような印象を読者に与える。
一方、元県議会議員であれば、政治活動の一環として反対しているように思える。
「主婦」と「元県議会議員」という肩書ではそれだけ読者に与える印象が違う。
実際に宜野湾市に行ってみた
朝日新聞(2016年12月26日付デジタル版)から引用
普天間飛行場がある宜野湾市から参加した
こう書かれると、読者は、「宜野湾市で普天間飛行場の騒音などの被害を受けているのだろう」と想像する。
しかし、実際に宜野湾市に行ってみると「ムーンオーシャン宜野湾ホテル」のようなホテルやコンベンションセンターがある。
ムーンオーシャン宜野湾ホテルのレストランで食事したが、普天間飛行場の騒音もなく、平和でのんびりした雰囲気だった。