2016年5月、トランプ氏は日米安保条約は日本がアメリカを守る義務がないことから不公平とし、日本が在日米軍の駐留経費負担を大幅に増やさなければ撤退すると発言した。
中国は南シナ海での海洋進出を拡大しており、日本の尖閣列島にも領海侵入している。はたして、日中の軍事衝突はあるのか?
中国の軍備拡大
中国の人民解放軍は陸軍を中心に軍備拡大してきた。中国海軍は1000隻以上の艦艇を保有しているが、旧型で性能は悪かった。
しかし、最近では排水量7,000トンクラスの中国版イージス艦052D駆逐艦を4隻就役させ、3年以内に10隻程度就役させる予定で、海軍力も増強している。
日中が尖閣周辺で軍事衝突する可能性はあるか?
海軍力では、中国の潜水艦は最新のキロ級でも水深300mしか潜れない。日本の「そうりゅう型」潜水艦は水深700~900mまで潜れるし、また89式魚雷は水深900mから発射できるの、日本の圧倒的な勝利となる。
宮古島には陸上自衛隊の88式地対艦誘導弾を配備しており、射程は150km~200kmなので中国の艦艇は近づけない。
尖閣列島周辺海域では日本の自衛隊が圧倒的に有利な状態。中国軍は局地戦と言えども日本に負ければ、中国国内で中国共産党に対する不満が爆発して、中国共産党政権は倒れる可能性が高い。
日本が現在の体制で自衛措置を講じている限り、中国は負けるので中国からの先制攻撃はありえない。