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国際情勢・防衛

マクマスター米大統補佐官「軍事衝突まで、あまり時間は残されていない」の意味

ハーバート・マクマスター米大統領補佐官(中略)は、軍事衝突まで「あまり時間は残されていない」

引用 ZAKZAK https://www.zakzak.co.jp/soc/news/171205/soc1712050008-n1.html

すぐには軍事衝突を起こらない

「軍事衝突まで、あまり時間は残されていない」と聞けば、すぐにでも軍事衝突があるように思える。

逆に、この発言から、少なくとも米軍の先制攻撃は、すぐには起こらないと分かる。

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まだ、米軍は戦争準備ができていない

米軍が北朝鮮を攻撃するなら、世界初の核保有国同士の戦争であり、最悪の場合、核戦争に発展する恐れがある。

アメリカ人は一般的には大雑把な性格だが、米軍上層部は日本人以上に緻密な作戦を立てる傾向にある。

したがって、アメリカ軍が北朝鮮を先制攻撃する場合、戦争準備に約6ヵ月かかると思われる。

「戦争準備」と言っても、5兆円~10兆円の軍事費を使って、世界中から兵器、軍事物資を朝鮮半島周辺に運搬することになるので、途中で中断はできない。

つまり、一度、アメリカ軍が戦争準備をはじめたら、簡単には止められない。

 

マクマスター補佐官の発言の意味

マクマスター米大統領補佐官の「軍事衝突まで時間がない」の意味は、「アメリカ軍がもうすぐ戦争準備に入る決断をする」ということだ。

一度、アメリカ軍が戦争準備に入れば、戦争回避はほとんど不可能になる。そういう意味で「時間がない」ということだ。

 

いつ、アメリカ軍は戦争準備の決断をするのか?

北朝鮮のICBMは、大気圏再突入技術を確立していないと思われるが、2018年後半にもICBMが完成すると予想されている。

例えば、2018年9月~10月に北朝鮮のICBMが完成するとすると、米軍の先制攻撃は2018年8月頃になる。

戦争準備に6ヵ月かかるので、2018年2月には、アメリカ軍は戦争準備の決断をしなければならない。

 

コメント

2017年12月~2018年2月頃にアメリカ軍が戦争準備を決断するなら、北朝鮮との戦争は2018年6月~8月の可能性が高くなる。

 

ハーバート・マクマスター

1962年生まれ

1984年 ウエストポイント米陸軍士官学校卒業

1991年 湾岸戦争参戦

1997年 ベトナム戦争についての著作「義務の放棄」を出版



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