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北朝鮮の核爆弾150キロトンが東京で爆発したら500万人死亡か?

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北朝鮮は2017年9月3日に核実験を実施した。その威力は広島型原爆の15キロトンの10倍の150キロトンと推定される。

もし、北朝鮮の150キロトンの核爆弾が東京都心で爆発したらどうなるか?

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北朝鮮の150キロトンの核爆弾の威力

150キロトンの爆発力は広島型原爆(15キロトン)10倍だが、爆発のエネルギーは3次元的に広がる。

したがって、半径では広島型原爆の約2.2倍、面積では約3.2倍となる。

  • 半径1.5km 致死率100%、コンクリートの建物が完全に崩壊
  • 半径3.0km 致死率90%、ほとんどの建物が崩壊
  • 半径5.8km 重症の火傷(Ⅲ度以上)で、全身の皮膚がケロイド状態になる

 

東京都心で爆発した場合

秋葉原駅~新宿駅の直線距離は約6.5kmなので、山手線の真ん中で爆発した場合、山手線のほとんどは爆心地から半径3km圏内に入る。

つまり、山手線の中心で水爆が爆発すると山手線内のほとんどの建物は崩壊する。

さらに、山手線の外側2km~3kmの人も重症の火傷(Ⅲ度以上)になり、全身の皮膚がケロイド状になり、数か月以内に多数が死亡する。

 

東京都心区の人口(昼間人口)

平日の昼間には東京都心に周辺から多くの人が通勤・通学する。そこで昼間人口を調べてみた。

東京都心区名 夜間人口 昼間人口
中央区 14万人 60万人
千代田区 6万人 81万人
台東区 19万人 28万人
文京区 21万人 35万人
豊島区 28万人 42万人
新宿区 33万人 74万人
渋谷区 22万人 52万人
港区 24万人 88万人
目黒区 27万人 30万人
品川区 38万人 54万人
合計 232万人 544万人

東京都心区部の夜間人口(居住者)は232万人だが、昼間人口(通勤・通学を含む)は544万人となる。

150キロトンの水爆の威力は山手線の外側2km~3kmの範囲内に及ぶ。その範囲内には、昼間に544万人がいる。

そのうち、24時間以内に300万人が死亡し、半年以内に、合計500万人が死亡すると予想される。

 

コメント

多くの被害想定では最大死者数200万人程度になっている。これは東京都心の人口を232万人(夜間人口)として計算しているからだ。

しかし、平日昼間は、東京都心に多くの人が通勤・通学で集まってくる。

その数は544万人となる。

この544万人から被害想定をすると死者数は500万人となる。

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