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ポスト安倍、次期首相は誰か?石破氏は脱落か?

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自民党総裁任期

首相には任期の制限はないが自民党の総裁任期には期限があり、安倍首相が自民党総裁を退任すると首相も辞任することになる。

2018年9月20日の自民党総裁選挙で安倍首相が勝利し、自民党総裁の任期は2021年9月までとなった。(総裁任期は連続3期9年に延長された)

今後、自民党総裁任期の延長がないかぎり、2021年9月に安倍首相は自民党総裁を退任するため、首相も辞任するとみられる。

 

 

安倍政権が長期政権となった理由

安部政権を支えているのは、麻生財務大臣菅官房長官甘利氏の3人だ。彼らの特徴は首相就任の野心がないことだ。

(但し、菅官房長官については豹変し次期首相を狙っているという観測がある。)

それにより、安倍政権は閣内の権力闘争に無駄な力を使うことなく、全力で、国政、外交に当たることができる。これが安倍政権が長期政権となっている理由のひとつだ。

 

次期首相候補の7

  • 岸田 文雄   (政調会長)
  • 河野 太郎   (防衛大臣)
  • 石破 茂      (元幹事長)
  • 小泉 進次郎(環境大臣)
  • 橋下 徹      (前大阪市長)
  • 菅義 偉      (官房長官)
  • 吉村 洋文   (大阪府知事)

 

岸田 文雄(政調会長)

2016年の伊勢志摩サミットを安倍首相とともに成功させ、オバマ大統領の広島訪問という外交成果を上げ、次期首相候補としては最有力だったが、2018年の自民党総裁選への立候補を断念した。

2021年の自民党総裁選に出馬すると思われる。

 

河野 太郎(防衛大臣)

外務大臣として着実に実績を上げたが、防衛大臣就任後は以前よりも目だった活躍がない。また、脇が甘いので、首相になる可能性は低い。

 

石破 茂(元幹事長)

次期首相候補の中で唯一、安倍首相と距離を置く政治家だ。旧田中派の流れを組む政治家で首相になる野心がはっきりしている。

しかし、田中角栄氏ほどの人望もなく、安倍首相を支えて後継者になるという考えもない。むしろ、反安倍勢力を集結し次期首相の座を狙っている。

安倍首相は適材適所に大臣を就任させており、留任が多い。従来の派閥力学であれば衆議院議員当選5回で大臣になっていたが安倍政権ではそうなっていない。そこに不満をもつ議員も多い。

石破氏の人望は薄く衆議院議員20人くらいの小派閥しかまとめきれていないが、安倍長期政権でポストに恵まれていない議員の支持を得れば、首相になる可能性もある。ただその可能性は低い。

 

小泉 進次郎 (環境大臣)

一部の国民の人気は高いが、現在のところ、本人も首相になる気持ちはない。しかし、政局によっては「推されて」首相になる可能性もある。

ただ、環境大臣に就任したことで、政治能力が低いという評価が広まっており、首相就任の可能性は以前よりも低くなった。

 

橋下 徹(前大阪市長)

国民の人気が高く、他の次期首相候補の知名度がやや低いことから「日本維新の会」から再び政治家に復帰した場合、突破力を生かして一気に首相に就任する可能性はある。

しかし、政策や外交に安定感がないので、本命候補とは言い難い。

 

菅義偉 (官房長官)

当初、菅氏は安倍首相を支える姿勢だったが、令和になったころから「次期首相」をねらうようになったと言われる。自身は無派閥だが、無派閥議員40人をまとめており、数の力で菅原前経済産業大臣、河井前法務大臣の2名を入閣させたが両名とも大臣の器でなく就任後すぐに辞任している。

これにより安倍首相の信頼をなくしており求心力も低下したが、古賀氏取り込み「麻生派」の分断を図り、親中派「二階氏」も取り込み多数派工作をしていると言われる。老獪な政治家だけに油断ならない存在になっているが、国民に人気はなく「選挙の顔」にはなりえない。

 

吉村 洋文   (大阪府知事)

新型コロナウイルス対策で知名度が全国区になりつつある。安倍派+麻生派が自民党から分裂した場合、日本維新の会と連立政権を目指し総選挙を戦うなら「選挙の顔」となりえる。政治能力は小泉進次郎氏よりも高い。

 

まとめ

ポスト安倍は、「岸田政調会長」と「石破元幹事長」が有力だった。しかし「石破氏」は党内で人望が薄く、反安倍勢力をまとめきれず勢力が縮小している。

したがって、2021年の総裁選挙は、岸田 文雄(政調会長)が有力と思われる。

2019年9月の安倍内閣改造では、菅官房長官の意見が尊重された。菅氏は同じ神奈川県選出の「河野太郎氏」と「小泉進次郎氏」を押しているようだ。

しかし、安倍首相は「小泉進次郎氏」を首相後継者にする気はない。もし、首相後継者にするならば「官房副長官」に任命して帝王学を学ばせるはずだ。

小池百合子都知事、稲田前防衛大臣も有力候補だったが、国民の人気が完全になくなり、首相の可能性はない。

橋下氏は日本維新の会に復帰すれば首相就任の可能性はあるが、やや不確実な面がある。

小泉進次郎環境大臣は10年のスパンであれば、首相の可能性は十分にあるが、2021年という近い将来では可能性は少ない。

 

当ブログの予想では

  1. 岸田 文雄(政調会長)
  2. 河野 太郎(防衛大臣)
  3. 小泉 進次郎(環境大臣)

 

自民党派閥勢力と一般党員票

自民党総裁選では、国会議員(衆議院と参議院)1人につき1票が割り当てられる。2018年の自民党総裁選では、一般党員票は国会議員票と同数となる。

国会議員票 405票 派閥 人数
細田派(清和政策研究会) 94人
麻生派(志公会) 59人
竹下派(平成研究会) 55人
岸田派(宏池会) 48人
二階派(志師会) 44人
石破派(水月会) 20人
石原派(近未来政治研究会) 12人
無派閥 73人
小計 405人
一般党員票 405票
合計 810票

この第一回投票で過半数(406票以上)を得た候補者がいると、「自民党総裁」となる。過半数獲得者がいない場合は「上位2人による決戦投票」が実施される。

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