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尖閣に中国船230隻、中国海警船6隻、稲田大臣の靖国参拝阻止が目的

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2016年8月6日、中国漁船230隻と中国海警船6隻が日本の尖閣諸島接続水域に侵入した。

中国海軍は正面攻撃では自衛隊に勝てない

中国は伝統的に陸軍を強化しており、海軍の近代化は遅れた。日本のそうりゅう型潜水艦は、水深700m~900mまで潜航できる。これに対して中国潜水艦は200m~300mしか潜れない。また、水深700m~900mの日本のそうりゅう型潜水艦を探知できない。

尖閣周辺には日本のそうりゅう型潜水艦が常時2~3隻体制で警戒している。1隻当たり12発~20発の魚雷を搭載している。魚雷の総数は24発~60発が中国の艦船をいつでも撃沈できる体制にある。

なぜ漁船230隻なのか?

中国海軍は日本のそうりゅう型潜水艦を一度も探知したことがない。中国海軍が自衛隊と正面から対決した場合、中国軍艦は、日本の潜水艦を探知できず、突然、日本の魚雷に一方的に攻撃され、撃沈される。

中国海軍が日本の海自に勝つ可能性は1%もない。そこで、中国海軍は、日本の潜水艦の魚雷を消耗させるために大量の漁船を展開した。

そうりゅう型潜水艦2~3隻の魚雷の総数は24発~60発なので、一部でも魚雷が中国漁船に当たれば、中国軍艦は生存するという考え方だ。弱い中国海軍にはその作戦しかない。

偽装漁船、船員の尖閣占領はありえない

孫子の兵法によれば、弱い軍が強い軍に勝つ方法は2しかない

待ち伏せ」と「奇襲」だ。尖閣は日本が実効支配しているので、「待ち伏せ」はできない。したがって、中国軍の作戦は「奇襲」しかない。

偽装漁船、偽装船員を尖閣に上陸させ、その保護のために、中国軍艦が尖閣に上陸するという作戦は、中国軍に不利な作戦だ。

もし、この作戦が実行されたなら、最初に、偽装漁船、船員が尖閣上陸し、その2~3時間後、中国海軍が尖閣に上陸するということになる。

その2~3時間の間に浜松基地のE-767(AWACS 早期警戒管制機)がスクランブル発進して航空自衛隊那覇基地に到着する。また、海上自衛隊呉基地、佐世保基地、横須賀基地から護衛艦、潜水艦が出航準備にはいる。

つまり、偽装漁船を使う作戦は、中国軍の侵攻が、奇襲作戦よりも2~3時間遅れるのだ。もし、最初から中国海軍が侵攻していたならば、上陸後2~3時間で、地対空ミサイル、地対艦ミサイルを設置でき、尖閣の防御ができる。

 

まとめ

中国軍は正面攻撃では海自に勝てないから、漁船を利用し、日本政府に揺さぶりをかけている。第一の目的は、8月15日に稲田防衛大臣の靖国参拝を阻止することだ

もし、稲田大臣が参拝しなければ、中国海軍は、日本を屈服させたことになり、中国内部で有利な立場になる。それが、今回の中国の狙いだろう。

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