カナダは2017年12月13日、オーストラリアから18機の中古の戦闘機F/A-18ホーネットを購入すると発表した。
売却額は部品も含め5億カナダドル(約400億円)とされ、2019年に引き渡される予定。
カナダは米国ボーイング社からF/A-18スーパーホネットを購入する予定だったが、条件が合わず、購入に至っていない。
カナダ空軍は1983年からF/A-18の派生型「CF-18ホーネット」を138機導入しているが、老朽化のため機材更新の必要がある。
スポンサーリンク
オーストラリア空軍 戦闘機
就役 | 保有数 | |
F/A-18F スーパーホーネット | 2010年~現役 | 24機 |
F/A-18 ホーネット | 1981年~現役 | A型55機、B型16機 |
オーストラリア空軍はF-35ステルス戦闘機72機(170億ドル 約1兆9000億円)を導入する予定で、2017年2月に2機のF-35が引き渡された。
F-35導入後はF/A-18Fスーパーホーネットの半数は電子戦機EA-18G(グラウラー)に改修する予定。
カナダ空軍 戦闘機
就役 | 保有数 | |
CF-18 ホーネット(F/A-18 ホーネット派生型) | 1978年~現役 | 138機 |
カナダ空軍の戦闘機はCF-18 138機のみとなっている。次期戦闘機としてF-35を導入する計画があったが、最終的にF/A-18 スーパーホーネットを導入することになった。