2020年五輪に向けた羽田発着の新ルートについて報告した。今は海上ルートから羽田に入るのが、やがて陸上ルートを設け、そうなると新宿で上空915メートル、渋谷で610メートルの高さで航空機が飛ぶ。
大井町では305メートルというから、東京タワーより低い。
引用 https://www.j-cast.com/tv/2017/11/02312839.html
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2020年羽田空港陸上ルートとは?
2020年の東京オリンピック開催を控え、羽田空港の国際線を増便するため、羽田空港の北側(陸上)から着陸する航路を設定する。
羽田空港陸上ルートが導入されれば、渋谷で高度610mを航空機が通過する。これはスカイツリーよりも低い。
大井町では高度305mで、新宿の超高層ビルの高さ250mとほとんど同じだ。
実際に羽田空港陸上ルートが導入されれば、首都圏の住民から反対の動きが予想される。
成田空港の発着枠が余っている
成田空港の年間発着枠は30万回だが、2017年の成田空港の発着回数実績は251,639回と約5万回の発着枠が余っている。
しかも、成田空港は国内線LCCも多く就航しており、機材がB737(A320)といった小型機がほとんどだ。これをB767に変更するなど工夫すれば国際線発着枠10万回はすぐにでも可能だ。
羽田空港陸上ルートの本当の狙い
羽田空港の国際線導入するにあたり、米系エアラインが1日30枠~40枠を要求していたが、交渉が難航した。
米系エアラインとしては、成田空港をハブ空港としていたため、そのハブ機能を羽田空港に移管するのに、1日30枠~40枠が必要だったと思われる。
羽田空港陸上ルートを導入すれば、米系エアラインに多くの発着枠を与えることができる。
国土交通省の狙い
国土交通省は2020年の東京オリンピック開催に乗じて、羽田空港の陸上ルートを導入、米系エアラインに発着枠を与えるつもりではないか?
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コメント
羽田空港陸上ルートの影響を受ける住民は100万人以上で、野党は国民の不満を背景に安倍政権を追求すると思われる。
そうなれば、安倍首相が目指す「憲法改正」もできなくなる。
野党もそれを知っていて、今は「羽田空港陸上ルート」を問題化せずに、実際に「羽田空港陸上ルート」が導入されてから、安倍政権を批判し退陣に追い込むつもりではないか?
安倍首相は性格がいいので、部下である官僚を信用しすぎる。それが厚生労働省の官僚がつくってデータを信用してしまった原因であり、「羽田空港陸上ルート」の導入を決定した理由だ。
成田空港問題や沖縄県辺野古基地問題など野党が空港問題に乗じて政権批判するのは常套手段だ。
羽田空港陸上ルート問題も、野党が手ぐすね引いて待っている感じがする。