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北朝鮮のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)は2020年ころ配備か?

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2016年4月23日 北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験を行った。一部報道では30km程度の飛距離だったとされる。

 

北朝鮮のミサイル

ノドン 射程1,300km
ムスダン 射程2,500~4,000km
テポドン1号 射程1,500km
テポドン2号 射程13,000km

 

北朝鮮のSLBM

北朝鮮のSLBMの原型はムスダンといわれる。そのムスダンは旧ソ連のR-27(潜水艦発射弾道ミサイルSLBM)を陸上発射型に改良したものだ。したがって、ムスダンをSLBMに改良するのは、元々のR-27(SLBM)に戻すことなので技術的には十分可能だ。

当初はムスダンと同じ液体燃料を使用していたが、2016年4月から固体燃料に変更した。射程距離が30kmと短かったのは、固体燃料の量を当初から少なくし、水中発射と固体燃料の点火を試験するためだった可能性がある。

 

新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」

新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」は射程2,500~4,000kmで北朝鮮からグアムまで到達できると予想される。また、核弾頭を搭載可能と見られる。車両発射型なので、簡単に移動でき発射探知がより困難になる。

ただ、北朝鮮から発射してグアムの米軍基地をピンポイントで命中できる精度があるかは疑問だ。そうすると、新型「ムスダン」は中国向けの抑止力としても開発した可能性がある。

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