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イギリスの次期、保守党党首選挙2020年

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現在のイギリス首相はキャメロン(保守党党首)

デーヴィッド・キャメロン 1966年生まれ(49歳)

ロンドン生まれオックスフォード大イートン校卒業

2005年保守党党首

2010年イギリス首相

イギリス下院(House of Commons)勢力

イギリス下院は5年に1度の選挙がある。

現在の下院議員定数650議席で勢力は下記の通り

保守党(Conservative Party) 331議席

労働党(Labour Party) 232議席

スコットランド民族党(SNP)56議席

その他9議席

次期保守党党首選挙にキャメロンは3期目にあたり出馬しない

キャメロン首相は、現在2期目に入っており、次の3期目の2020年の保守党党首選挙は出馬しない方針。

次期保守党党首候補

1 ジョージ・オズボーン財務相(44歳)(名門出身)

2 テリーザ・メイ内相(58歳 女性 移民問題に強硬派)

3 ボリス・ジョンソン ロンドン市長(50歳)

ジョージ・オズボーン財務相

1971年生まれ、中国を訪問し、中国との経済関係強化してイギリス経済の発展につなげようとする方針。キャメロン首相と関係が近い。

テリーザ・メイ内相

第二のサッチャーと言われるほど強硬派

ボリス・ジョンソン ロンドン市長

1964年生まれ、アメリカ合衆国ニュークーク州出身

オックスフォード大イートン校卒業

オスマントルコ帝国の内務大臣アリ・ケマリの子孫

イギリスの課題

現在イギリスでは中東アフリカの移民難民をどの程度受け入れるかが問題となっている。またイギリスはユーロを導入していない。欧州大陸と程度距離をとる政策だ。しかもEU離脱がいつも問題になっており、2015年4月世論調査では「EU離脱派39%」「EU残留派40%」と拮抗している。

まとめ

保守党はEUからの権限回復交渉を行ったうえで、2017年末までに国民投票の実施を目指す予定である。そのため次期保守党党首候補3人の討論を通じて保守党に注目を集める選挙戦略と考えられる。

イギリスは保守党と労働党の2大政党制だった。しかし、近年はスコットランド独立党など第三勢力が議席を伸ばしており、保守党が埋没することが懸念されている。

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