毎週金曜日の官房長官記者会見には、フリーランスの記者の参加が認められる。
その中で「フリーランスのあずみ記者」と「東京新聞の望月衣塑子(もちづき いそこ)記者」のバトルが恒例になっている。
「フリーランスのあずみさん」とは政治ジャーナリストの安積明子(あずみ あきこ)さんのことだ。
フリーランス記者・安積明子とは?
安積明子(あづみ・あきこ)氏は、政治ジャーナリストとして20年以上のキャリアを持つフリーランス記者である。主に永田町の政界取材を得意とし、政治家へのインタビューや書籍の執筆など幅広く活動している。
過去には『月刊Hanada』『WILL』『東スポ』『デイリー新潮』など保守系メディアを中心に寄稿しており、テレビやラジオのコメンテーターとしても知られる存在だ。
一貫して現場主義を掲げ、政局の裏側や人物像に鋭く切り込むスタイルで知られている。
また、「自称中立」ではなく、「立場を明確にしながらも、公平な取材を心がける」という信念を持ち、取材対象との距離の取り方においても“記者としてのリアリズム”を重視している。
安積明子さんのプロフィール
- 兵庫県出身
- 兵庫県立姫路西高校卒
- 慶應義塾大学経済学部卒
- 国会議員政策担当秘書資格試験合格
- 政策担当秘書として勤務
- その後、執筆活動
- 公式 HP http://azumi-akiko.com/profile/
官房長官記者会見では、質問者は「所属名」と「氏名」を言うことになっており、「フリーランスのアズミです」と名乗っている。
安積明子 VS 望月衣塑子
東京新聞の望月衣塑子記者は、菅官房長官に対して同じ趣旨の質問を何度も繰り返す姿勢がたびたび見られ、そのやり方には賛否の声がある。一部では、長官の苛立ちを引き出し失言を誘う意図があるのではないかとの見方もある。
一方、フリーランスの安積明子記者は、そうした望月記者のスタイルに対してウィットに富んだ切り返しを見せ、SNSなどで注目を集めている。
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